EC-CUBEをBtoBに使いたいのですが可能ですか?

EC-CUBEをBtoBつまり企業間の取引に使いたいのですが可能ですか?というご相談を受けました。
EC-CUBEは基本的にはBtoCつまり一般消費者向けのECサイト用のパッケージですが、商品を選んで注文できるという機能はBtoBにも応用可能だと思います。BtoCと比べて、BtoBには追加もしくは改造が必要な機能がいくつか考えられます。
一番最初に思いつく変更点は売掛管理です。一般消費者は現金やカードで決済しますが、企業間取引では掛売りが基本になると思います。そうしますと売掛残高の管理や合計請求書の発行、支払サイトの管理、与信枠の設定などが必要になります。通常、こういった仕組みは販売管理系の基 幹システムで実現されているケースが多いですので、EC-CUBEとスムーズに連携できる仕組みを考えることが必要になります。
もう1つは顧客管理系です。BtoCであれば、メールアドレスがあれば会員登録ができますし、会員登録しなくても買い物ができます。BtoBの場合だれでも会員登録できてよいわけではないかもしれません。少なくとも取引の申し込みと承認といった機能は必要かもしれません。また、すでに構築済みの顧客管理のデータベースから会員情報を連携させるといった仕組みが必要かもしれません。
EC-CUBEは一種の受注入力の仕組みと考えると分かりやすいと思います。販売管理系のシステムには受注入力という画面があって、顧客を指定して、与信をチェックして登録できます。その部分をEC-CUBEを使って顧客に直接入力してもらうという考え方です。その後、データを販売管理系システムに一括で取り込んで、出荷指示をしたり売上確定したり売掛管理をしたりするという流れになるかと思います。どこまでを、EC-CUBEで対応して、どこからを販売管理システムで管理するか、といったあたりを検討することになると思います。