EC-CUBEをレンタルの予約に使えますか?

正直に言いますと、レンタルに使うのは難しいかな、と思っています。

商品の販売とレンタルでは、取引の仕方がかなり違っています。以下のような点が上げられると思います。

・「在庫」についての考え方が違う。レンタルの場合は、モノはお客さんの手元に渡ったり帰ってきたりする。
・レンタルは商品と期間で販売される。期間という要素で販売価格が変わる。
・お客さんへの商品の渡し方が手渡しであることも多い。
・お客さんの身元をはっきりと知っておく必要がある。
・保証料が必要なケースがある。
・延滞料などが発生する。
・WEBからの予約だけでなく、電話予約や直接来店してのレンタルもある。

当工房の職人はレンタカーの予約サイトなどの構築を担当したこともあるのでわかるのですが、上記のようなテーマにしっかり取り組むと、EC-CUBEを使っても1000万円以内のお話にはなりにくいと思っています。

ただし、貸し出すモノの数がそれほど多くなく、貸出の管理を手書きの台帳で管理しているようなレベルで、ちょっとWEBから予約ができれば便利だな、というケースであれば、割り切った仕方でEC-CUBEを使ってみることもできると思います。

その場合、EC-CUBEを単純に予約の申し込みを受け付ける装置と考え、レンタル品の管理は手書きかエクセルなどの台帳か、市販ソフトを使って行うことが前提です。また、お客様との取引で、場合によっては電話したり直接お話するなど、アナログな対応も行っていくことを前提にしなければいけません。。

以下、ちょっと強引なところもありますが、EC-CUBEでもっともコストをかけずにレンタルのビジネスに利用する方法を考えました。

①レンタル期間は規格を利用する。規格の使い方で何とかなる料金体系にしておかないといけません。
②レンタル商品の数量は無制限にしておく。
③商品説明にまめに予約状況を記載するようにしておいて、予約時にお客さんに予約できそうか判断していただく。
④予約がかぶったらお客さんには電話で連絡して、商品か期間を変更してもらうかキャンセルしてもらう。
⑤レンタル開始日をセットできる枠を作る。内容は受注のメモにセットする。

このような方法でも、レンタルできる商品が10から20とかであれば、管理できないこともないと思います。上記の方法で改造が必要なのは⑥だけということになります。

④については、レンタル品の管理をエクセルとか他のソフトで行っている場合は、データをCSVファイルなどで連携する仕組みを作ってみてもよいですね。ただ、そうしたとしても時間差でダブルブッキングが発生することはありますから、その場合は電話でお客様にお詫びするというフローは発生する可能性があります。