先日、EC-CUBEの次期バージョンであるEC-CUBE4.3の説明会に参加してきました。現在、EC-CUBE4.3はα版がリリースされており、その新機能と互換性についての詳細を共有したいと思います。
新機能と互換性
EC-CUBE4.3は、PHP8.3とSymfony6.4に対応しています。Symfony6.4は2027年までサポートされる予定で、これによりEC-CUBEの長期的な安定性と互換性が保証されます。
データベースの対応バージョンについては、PostgreSQLの12〜16とMySQLの8.0が対象となります。これにより、さまざまなデータベース環境での運用が可能となります。
また、現行の最新版であるEC-CUBE4.2との互換性も確保されています。これにより、既存のシステムをスムーズにアップグレードすることが可能となります。
リリーススケジュール
2024年7月上旬にはRC版がリリースされ、同年7月中には正式なEC-CUBE4.3がリリースされる予定です。これにより、開発者や運用者は新機能を早期に試すことができ、本番環境への移行をスムーズに行うことができます。
プラグインの互換性
プラグインについても、現行のEC-CUBE4.2と同時対応が行えるようになります。ただし、Symfony6.4に対応させるための微調整が必要となります。これにより、既存のプラグインを継続して利用することが可能となります。
デザインとデータベースの変更
新バージョンでは、フロント画面のデザイン変更はありません。これにより、ユーザーインターフェースの変更による混乱を避けることができます。
また、データベースの変更もありません。テーブルやカラムの追加・変更は行われていないため、データベース構造の変更による影響を心配する必要はありません。
まとめ
以上、EC-CUBE4.3の説明会で得た新たな情報を共有しました。
(フルで情報を知りたい方は
Youtubeで動画が公開されてます)
EC-CUBE4.3のリリースが楽しみですね!