はじめに
今回ご紹介するのは、「適切なお届け日表示ができない」という課題を、出荷の締め時間と出荷リードタイム設定機能によって解決した事例です。同様の悩みを抱えるEC事業者の方に参考となる内容となっています。
クライアントの状況・課題
クライアントの状況
・業種:一般通販(雑貨など)
・利用環境:EC-CUBE4系 / カスタマイズあり
課題
・出荷の締め時間があるが、標準では日単位の制御のみで柔軟性が低い
・都道府県ごとに配送リードタイムが異なるにもかかわらず、標準では細かい設定ができない
・午前中指定ができない地域でも選択肢に表示されてしまい、後追い連絡が必要になる
・誤った配送日が選ばれると調整対応が発生し、業務負担が増加する
これらの問題により、顧客対応による業務負荷の増大がおきていました。
解決のために実装した機能
機能①:出荷締め時間の設定
締め時間を管理画面で設定できるようにしました。設定時間を過ぎると、お届け可能日の選択肢が自動で1日分シフトし、実運用に即したお届け日調整が可能になりました。
機能②:都道府県別の出荷リードタイム設定
各都道府県ごとに、出荷から到着までに必要な日数を個別に設定できます。そのため最短お届け日が標準より正確に計算できるようになりました。
機能③:午前中配送の可否設定
地域によって最短日は午前中指定が不可といった配送業者の規定をシステムに反映できるようにしました。設定されるとその都道府県だけ午前中の選択肢を非表示にし、誤選択を防止できるようにしました。
機能④:営業日カレンダー連動機能
店舗の定休日や長期休暇などの休業日設定と連動させました。休業日は「出荷作業が行われない日」としてシステムが自動計算し、お届け可能日を自動で調整できるようにしました。
お届け日を指定しなければ最短となることを案内できるようにしました。
実装後に期待される効果
効果の例
・適切なお届け日選択が可能に
・無理なお届け日設定がなくなったため、連絡対応や無理な発送といった業務負担が軽減
実装時の工夫・ポイント
工夫例
・標準の商品ごとのリードタイム設定と併用できる設計
・管理画面では配送業者の料金表とセットで登録できるUI
・営業日カレンダーを更新するだけで適切なお届け日が表示できる設計
この機能が活きる運用・おすすめの企業
この機能が活きる特徴の例
・標準機能では正確なお届け日計算が難しい店舗
・出荷業務に定休日がある店舗
・お届け日の間違いによる調整工数を削減したい事業者
・自社ルールに合わせた柔軟な配送設定が必要なECサイト
お問い合わせ
EC-CUBEでは標準機能では対応しきれない業務フローにも柔軟に対応できます。御社の運用に最適な機能追加・カスタマイズをご提案いたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。