複数送付先・ギフト対応改造その2

前回の複数の送付先対応の改造の件では、一般商品と進物商品を分離して、一般商品は普通のEC-CUBEの買い物のフローのままとし、進物商品は商品個数分の送付先を設定するフローに変更するという改造例を紹介しました。この仕様は、一般商品の販売がメインで、季節的に進物商品を準備するようなケースを想定していました。この仕様ですと、ギフト主体のショップでは使いにくいというご意見を頂戴いたしました。
そこで、今度は「お届け先別カート」を実装してみました。
(1)カートの中に複数のカートがあるイメージ
下のカート画面のキャプチャを見ていただければわかると思いますが、お届け先ごとに商品のリストを持てるようになっています。
複数送付先カート
なので、前回は「1種類1個の商品をたくさんの人に贈る」という目的、今回は「いろんな商品をいろんな人に贈る」という目的になります。
(2)カートに入れるときに、何番目のお届け先にするかを決める
ここはどうすればお客様にとって分かりやすいのか、悩みどころです。今回は下のキャプチャのように、お届け先を選んで商品をカートに入れるという方式にしています。
商品詳細画面
なお、コンボの中のお届け先は最初は1件ですが、1件目のお届け先に商品をセットするとコンボの中は、お届け先1とお届け先2の2件になります。そして、商品詳細を表示したときのデフォルトのお届け先は一番最後のお届け先にしています。
つまり、お届け先を全く触らなかった場合、最初の商品をカートにいれると1件目のお届け先に、2番目の商品をカートにいれると2件目のお届け先に、3番目の商品をカートにいれると3番目のお届け先に入ります。
(3)クレジットの支払いは1件にする
これは前回といっしょです。クレジットカードの入力をお客さんに複数回求めなくて済むようにしています。また、決済の手数料などは1本にしたほうが有利なケースが多いのでこのようにしています。
(4)x円以上、配送量無料は届け先ごとに計算する。
前回と違って、今回は送料無料の計算は届け先ごとにしています。届け先ごとに商品が違うことが前提ということもあり、このような仕様にしてみました。
(5)受注データは届け先ごとにつくる。
この点は前回と同じです。1回で5件の届け先への注文をすると、受注データは1件ではなく5件となります。そのため、受注データから配送処理等に連携させている場合、ほとんど変更しなくて良いはずです。
上記のような仕様でサンプルサイトを動かしています。
http://ec-cube.sfriend.ne.jp/gift2/html/
買っても商品は届きませんから(笑)、ご自由にテスト購入してください。
現在、サンプルは動かしていません。(2012/09/01)
EC-CUBEでは標準で複数配送機能が付きましたが、このページで紹介している方法は受注データを別々に作成するため、データが扱いやすいというメリットがあります。
お問い合わせいただけば、管理系も含めて、サンプルの動作をご覧いただけます。
工房では、この機能の導入支援をリーズナブルな価格でご提供します。制作会社様経由で導入されるショップオーナー様もいらっしゃると思いますので価格は公開していません。お問い合わせフォームよりご連絡いただければと思います。
http://ec-cube.systemfriend.co.jp/inquiry/